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2020年12月2日(水)

コロナ 「桜」 学問への政治介入…

総がかり実行委 緊急行動

国会 閉じる場合か

 抜本的なコロナ対策と、日本学術会議会員の任命拒否の撤回、「桜を見る会」疑惑の糾明などを求める緊急行動が1日、衆院第2議員会館前であり、400人(主催者発表)の参加者が「国会を閉じている場合ではない」と訴えました。


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(写真)「いのちを守れ、安倍前首相の証人喚問を」と声を上げる人たち=1日、衆院第2議員会館前

 あいさつした総がかり行動実行委員会の小田川義和・共同代表は「菅政権は国民に自己責任を押し付けるばかりだ」と批判。一方で改憲議論を進めようとしていると指摘し、「議論すべきはコロナ対策であり、改憲ではない」と訴えました。

 「安全保障関連法に反対する学者の会」呼びかけ人の佐藤学さん(学習院大学特任教授)は、菅首相による日本学術会議への人事介入を批判。「憲法には、学問に政治が介入してはいけないと定めてある」と語り、任命拒否を必ず撤回させようと述べました。

 改憲問題対策法律家6団体連絡会の田中隆弁護士は、いま改憲の手続きを定める国民投票法改定案の議論や採決をする必要性はまったくないとのべ、「改憲を許さない世論を広げ、市民と野党で新しい政権を実現しよう」と語りました。

 日本共産党、立憲民主党、社民党、参院会派「沖縄の風」の国会議員がスピーチ。共産党の山添拓参院議員は、「国民の声を無視する政治を変えよう。総選挙で新しい政権をつくろう」と呼びかけました。

 主催は、総がかり行動実行委と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」です。


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