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2020年12月1日(火)

自由な社会守れ

菅首相の学術会議人事介入に抗議

官邸前 高校生・大学生ら

 臨時国会の会期末が迫る30日、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入を許さないと高校生、大学生が首相官邸前で抗議を行いました。「ACADEMIC FREEDOM」(学問の自由)と書かれたプラカードが並ぶなか、「学問を守れ」「自由を守れ」と声をあげ、任命拒否の撤回を求めました。

 明星学園高校2年生(17)は、「学問の自由」への政治介入を許してしまえば、戦前のような社会になりかねないと危機感を感じて抗議を呼びかけたと述べ、「自由にモノが言えなくなる社会にするわけにはいきません。そのために声をあげ続けていきます」と語りました。

 次つぎと高校生がスピーチ。和光高校1年生(16)は、「時の政府に不都合なことを言う人たちを排除する政治はおかしいし、信頼できません。菅首相は、説明責任を果たす必要があります」と述べ、まともな政治や社会をつくっていきたいと話しました。

 抗議は、「学問の自由」への政治介入に対し、学生が声をあげなければいけないと考えた高校生や大学生の有志で主催しました。


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