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2020年11月30日(月)

予算委で集中審議を

NHK討論 終盤国会で小池氏

 日本共産党の小池晃書記局長は29日のNHK「日曜討論」に出演し、会期末を12月5日に迎える終盤国会について、新型コロナ感染症対策や菅義偉首相による日本学術会議会員の任命拒否問題など、山積する課題を踏まえ、「衆参予算委員会の集中審議をすべきだ」と強調しました。

 小池氏は終盤国会の課題として、コロナ感染から国民の命を守るための検査や医療の充実、暮らしと営業を持続可能にする対策を求めていくと強調。日本学術会議の6人の会員の任命拒否を撤回させるまで徹底して追及すると表明しました。また、「こうした中で、多くの国民が望んでもいない改憲論議を強行することには反対していく」と述べました。

 番組内で安倍晋三前首相による「桜を見る会」の私物化疑惑について問われ、「時の総理が公的行事を自らの政治活動のために私物化したのではないかという疑惑であり、しかも、1年間にわたって国会でウソの答弁をしてきたという前代未聞の事件だ」と強調。「ウソをつかれてきた国会が見過ごしてきていいのかということが、全党派に突きつけられている。安倍前首相には、これ以上ウソをついたら偽証罪に問われる証人喚問でお話しいただくしかない。『捜査中』というのは拒む理由にならない。国会での虚偽答弁をただすのは国会しかない」と指摘するとともに、「菅首相が証人喚問も再調査も拒むなら、これは『安倍問題』から『菅問題』に発展する」と主張しました。


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