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2020年11月22日(日)

憲法生かしコロナ克服へ

ジェンダー平等実現を 婦団連が総会

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(写真)総会であいさつする柴田会長=21日、東京都内

 日本婦人団体連合会(婦団連)は21日、東京都内で総会を開き、憲法を生かしてコロナ危機を乗り越え、平和と民主主義を守り、ジェンダー平等の実現をめざす方針を採択しました。

 あいさつした柴田真佐子会長は、現在策定が進む第5次男女共同参画基本計画の素案に多くの意見が寄せられ、加筆・修正がなされていると指摘。「私たちの運動が、女性差別撤廃条約選択議定書や選択的夫婦別姓、刑法改正などを動かしている。共同を広げ、改憲を目指す政権を交代させ、憲法に基づく政治を実現させよう」と訴えました。

 議案提案した千代崎せつ子事務局長は、コロナ禍で困窮する女性の実態を挙げ、貧困・格差をなくすため消費税5%への減税▽公務職員の増員▽少人数学級の実現―などを進めようと呼びかけました。選択議定書の批准や民法・戸籍法の差別的規定の廃止などとともに「税と社会保障の個人単位化を、マイナンバーの使用とは無関係に進めること」を強調しました。

 討論で「寿都町などへの国の“核のゴミ”押し付けをはね返し、日本の食料倉庫の北海道を守る」(北海道平和婦人会)「(少子化問題をいうなら)賃金を上げ、労働時間を減らす政策こそ必要だ」(全国保険医団体連合会)などの発言が出されました。

 新役員は次の通り(新以外は再任)。会長=柴田真佐子▽副会長=堀江ゆり、伍淑子、米山淳子、櫻井幸子、舟橋初恵(新)、塚田豊子、伝法谷恵子、沖津由子、牧野由子(新)▽事務局長=千代崎せつ子


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