2020年11月18日(水)
“鶏卵産業の危機” 香川・三豊市長
鳥インフル 白川氏に状況訴え
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香川県三豊(みとよ)市内で4例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されている問題で、日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例代表予定候補と岩田秀樹三豊市議は17日、同市で山下昭史市長と市の担当者から状況を聞きました。
県内では11月5日に同市で確認された後、東かがわ市など計5例が確認されています。約430万羽の鶏が飼育されている同市では、約半分が移動制限区域となり鶏や卵が出荷できない状況です。
「現状を聞かせてほしい」と切り出した白川氏に、山下市長は「同じエリアで鳥インフルエンザが連続して発生する異常事態。四国一、鶏卵が盛んなまちで、一つの産業が危機にひんしている」と話すとともに「コロナ感染症の上に鳥インフルエンザの影響なので非常に厳しい」と話しました。殺処分が行われている現場で対応する市職員などの精神的、体力的に大変な状況も語られました。
県や国への要望について山下市長は「徹底した感染対策と防疫対策とともに、移動制限が解除された後の(事業者が再開できる)環境づくりの対策を、お願いしたい」と求めました。
白川氏は「大変深刻な状況で、業者や関連する産業の支援とともに、職員の健康状況も対応が必要と感じました。すぐ国や県に伝えます」と話しました。