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2020年11月15日(日)

米空母 横須賀に帰港

レーガン コロナ感染に懸念

 米原子力空母ロナルド・レーガンが14日、約5カ月あまりの作戦航海を終え、母港である米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に帰港しました。航海中、南シナ海や沖縄近海などで訓練を繰り返し、5日まで実施された日米共同統合実動演習「キーン・ソード21」に参加しました。

 新型コロナウイルスの感染が在日米軍に広がり、3月下旬にレーガンの乗組員にも複数の感染者が確認。その後も感染が拡大していったとみられ、春に予定していた出港が大幅に遅れました。

 さらに、米海軍協会ニュースなどの報道によると、グアムに寄港後の8月27日、「少人数」の複数の乗組員の感染を確認。医療措置を取ったうえで下船したとしています。在日米軍はレーガン乗組員の感染者総数を明らかにしていません。

 レーガンには、岩国基地(山口県岩国市)を拠点とする艦載機部隊を除いても、3000人を超える乗組員が搭乗しています。下船後の感染拡大、クラスター(感染者集団)発生が懸念されます。徹底した検査が求められます。


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