2020年11月12日(木)
性暴力根絶 声あげ変化
各地でフラワーデモ
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性暴力に抗議するフラワーデモが11日、各地で行われ、東京駅前では「#MeToo」などのプラカードや花を掲げた人たちが参加しました。
呼びかけ人の1人で編集者の松尾亜紀子さんは、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が性暴力被害者への侮辱発言をした件で、約14万人の抗議署名の受け取りを自民党が拒否していると批判。他方で、フラワーデモのきっかけの一つとなった娘への準強制性交等罪に問われた実父への有罪判決確定に触れ、「私たちの声が変化を起こしています。これからも声をあげていきましょう」と語りました。
法務省の刑法改正にかかわる検討会のメンバーの山本潤さんは、強制・準強制性交等罪の「暴行・脅迫要件」などについて見直しの議論を紹介し、「不同意性交は許されないと深めていきましょう」と訴えました。
フラワーデモみえの呼びかけ人は「被害に苦しみ、フラワーデモにつながることができたとき涙がとまらなかった。性暴力は命の問題で許されません」と訴えました。
日本共産党のジェンダー平等委員会責任者の倉林明子副委員長が参加しました。