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2020年11月8日(日)

自由に物言える社会を

学術会議問題 田村副委員長が批判

東京・杉並

 日本共産党の田村智子副委員長は7日、東京都杉並区で街頭演説を行い、菅義偉政権の日本学術会議の会員任命拒否問題などを批判し、「来たるべき総選挙で政権交代し、野党連立政権をつくろう」と訴えました。

 上保まさたけ衆院東京8区予定候補、原田あきら都議も訴えました。

 田村氏は同問題について、これまで日本学術会議法にのっとり同会議が推薦した会員を政府は任命してきたのに、菅政権で任命拒否したうえ説明が支離滅裂になっていると指摘。「これが許されたら何のために法律があるのか」と批判しました。

 また田村氏は、2015年の安保法制に対し学者らが反対の態度を表明した後から、学術会議への政府介入の動きが始まったと述べ「異なる意見を排し、批判を許さない政治にしてはならない。ここで止めなければいけない」「自由に物が言える日本の社会をもっと前に進めるために、党派の違いを超えて力を合わせよう」と訴えました。聴衆からは拍手や声援が上がりました。

 上保氏は「コロナ禍で苦労する人に寄り添う政治こそ求められる」と力を込めました。

 友人と宣伝を聞きに来た男性(27)は、日本学術会議問題について「菅首相は支離滅裂で答弁になっていない。野党共闘で政権交代したい」と話しました。


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