2020年11月2日(月)
明日をひらく 衆院比例予定候補
北関東(定数19) 茨城4区重複 大内くみ子予定候補(71)
教育拡充へ 経験生かす
「野党連合政権の実現で、憲法と暮らしを守る政治に全力を尽くす」。北関東ブロックで日本共産党3人目の比例予定候補として、茨城県内を駆け巡ります。
全国最年少の25歳で水戸市議に初当選し、40年間市議・県議として、3回の国政候補として要求実現の先頭に立ってきた試され済みの政治家です。
「一人ひとりが人間らしく生きられるジェンダー平等社会をつくりたい」と訴えます。「学童保育とは何ですか」―。議員なりたての頃、市議会議長に言われた一言です。女性も一人の人間として働き続けられる社会をと、保育所や学童保育の拡充を求めた経験を紹介し「軍事費を削り子育て・教育予算の充実を」と訴えています。
東海第2原発の廃炉も呼びかけています。茨城から原発ゼロ社会の実現をと訴え、「事故が起きれば暮らしも農業も地域経済も元には戻らない。原発をやめるという政治の決断が必要」と力説。4区は梶山弘志経産相との対決です。
かつて18カ所あった県内の保健所は半分に。「新型コロナウイルスの経験は命や暮らし、健康を守る上での政治の役割を鮮明にした」と訴え、「PCR検査の抜本拡充と医療体制の支援を求めたい」と力を込めます。
水戸市内で「日本学術会議への人事介入に抗議します」と訴えていた時です。聞いていた男性が「野党は今度こそまとまってほしい。野党共闘のためにも共産党が伸びてほしい」と期待を語りました。
おおうち・くみこ 1949年福島県須賀川市生まれ。茨城大学養護教諭養成所卒。水戸市議5期、茨城県議5期。現在、党県副委員長。