2020年11月2日(月)
岩手から政権交代を
県内3野党が合同街頭演説
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日本学術会議の会員6人の任命を拒否する菅政権と正面から対決し、来たる解散・総選挙で岩手県から政権交代を―。県内の3野党は10月31日昼、盛岡市のJR盛岡駅前で合同街頭演説を開きました。
立憲民主党(野党統一)の横沢高徳参院議員は、コロナ禍の下でも大企業と富裕層を優遇しようとする菅政権から、野党共闘で国民の懐を温める政治へ転換すべきだと強調。社民党県連合の小西和子代表は、菅首相が言う「自助」の押し付けでは一人親世帯の貧困は解決しないと指摘し、「いまこそ支え合う社会が必要だ」と語りました。
立憲民主党(同)の木戸口英司参院議員は「日本学術会議法の解釈を勝手に変える菅首相に、新たなファシズムを感じている」と警告。民主主義の危機に国会論戦で立ち向かうと訴えました。
日本共産党県委員会の斉藤信副委員長は、学術会議の独立性や学問の自由は、科学者と国民が戦争に巻き込まれた教訓を踏まえたものだと力説。国会答弁がボロボロの菅政権をさらに追い詰め、総選挙で政権交代を実現するために「市民と野党の共闘に誠実に取り組む」と表明しました。
演説の後、弁士らは聴衆と「がんばろう」を三唱しました。