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2020年10月27日(火)

明日をひらく 衆院比例予定候補

九州・沖縄(定数20) 沖縄1区重複 あかみね政賢予定候補(72)

命どぅ宝 思い背負って

写真

(写真)遺骨が発見されたガマの視察時に具志堅さんの話に耳を傾ける、あかみね予定候補=沖縄県糸満市

 少年時代、父親の畑仕事を手伝うときの役割は、沖縄戦の犠牲者の散乱した遺骨の断片を、畑の四隅に積み上げることでした。

 「命(ぬち)どぅ宝(命こそ宝)。基地のない平和な沖縄をつくりたい」が活動の原点。日本政府が強行する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止を目指す「オール沖縄」の沖縄1区代表として、県民の思いを背負って奮闘しています。

 戦没者の遺骨が混じる大量の土砂が、新基地建設に使用されてしまう危険性があり、県南部糸満市の遺骨が発見されたガマ(自然洞窟)を、10日に視察しました。

 遺骨の混じる土砂を基地建設に使うことは、戦没者に対する冒涜(ぼうとく)だという県民の思いを一つに、「オール沖縄4人の勝利と共産党の躍進へ頑張り抜く」―。

 遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(66)は「沖縄の声を伝える議員として絶対不可欠」だと、期待を寄せました。

 新基地建設の設計変更申請について県が精査中であるにもかかわらず、日本政府が設計変更を前提とした実施設計業務を既に委託していたことが発覚。あかみね氏は「新基地ノー」の県民の強固な民意を無視する「暴走だ」と批判しました。

 菅義偉政権を「野党共闘で倒し、野党連合政権実現を」―。演説を聞いた男性(64)は、菅内閣とのたたかいの中で役割を果たす、あかみね氏と日本共産党に「勇気づけられた」と話しました。

 あかみね・せいけん 1947年、那覇市生まれ。東京教育大学卒業。沖縄で高校教師として勤務後、党那覇市議、党県委員会書記長などを経て、94年に県委員長、97年から幹部会委員。2000年に衆院比例九州・沖縄ブロックで初当選。現在7期目。


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