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2020年10月26日(月)

核兵器禁止条約 1月発効

共産党「参加する政府を」

広島で大平氏

 核兵器禁止条約に批准した国が50カ国に達したことを受け、日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国比例予定候補は広島市内8カ所で宣伝し、「日本共産党も加わる野党連合政権の実現で、核兵器禁止条約を批准する政府を被爆地広島から一緒に実現させよう」と呼びかけました。

 大平氏は、非人道兵器である核兵器を断罪する国際条約が来年1月22日に発効することを歓迎した上で、「被爆者の命がけの訴えと、平和を願う一人ひとりの市民の勇気ある声と行動が世界を大きく動かした」と強調。一方、国連総会に毎年提出する核兵器廃絶の決議案を後退させていることで世界からの支持を得られていないことに加えて、唯一の戦争被爆国の日本政府がいまだに条約に背を向け続けていることを厳しく批判。「世界の核兵器廃絶の大きな流れからも被爆者の願いからも逆行する日本政府を、来たるべき総選挙で交代させよう。引き続き、核兵器のない世界の実現に向けて全力を尽くしたい」と表明しました。

長崎で予定候補者ら

 核兵器禁止条約の発効が確定した25日午前、日本共産党の安江あや子衆院長崎1区予定候補は、内田隆英、中西敦信の両長崎市議とともに「祝・発効 核兵器禁止条約」の横断幕を掲げ、浦上天主堂前で街頭宣伝を行いました。

 安江氏は「核兵器禁止条約の発効を願って、多くの被爆者や市民のみなさんが懸命に運動を広げてきました。長崎では『ヒバクシャ国際署名』に50万人を超す方がサインしてくれました。こうした努力が実ったことをみなさんと共に喜び合いたいと思います」と呼びかけました。

 日本共産党の志位和夫委員長が、核兵器禁止条約が成立した国連の会議に出席し、堀江ひとみ県議が知事に「ヒバクシャ国際署名」行動に参加するよう求め、実現したことなどを紹介し「日本共産党は日本政府に核兵器禁止条約に参加することを求めます。菅政権が参加しないなら、次の総選挙で禁止条約に参加するオール野党の連合政権をつくりましょう」と訴えました。

 演説を聴き「本当によかった。ぜひこれからも頑張ってください」と激励する市民の姿もありました。


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