2020年10月26日(月)
政権交代で核なき世界を 共産党が街頭宣伝
四国から躍進ののろし
松山で小池・白川氏
日本共産党の小池晃書記局長は25日、松山市の松山市駅前で街頭演説し、白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補、片岡朗同愛媛1区予定候補と街頭演説し、「野党共闘の勝利、日本共産党の躍進で、政権交代、野党連合政権を実現しよう」と呼びかけました。
駅前には、大きな人垣ができ、通行人が足を止め、手を振って激励しました。
4年前と昨年の参院選で共闘がどこでも大きく前進した四国4県。昨年の参院選では愛媛選挙区で野党統一候補の永江孝子氏が勝利しました。
小池氏は、米軍機による危険な低空飛行訓練や、伊方原発の再稼働など自民党政治の下で押し付けられるゆがみを告発。「白川さんの勝利で、四国から政権交代、野党連合政権ののろしを上げよう。党派を超えて四国から女性の衆院議員を誕生させよう」と訴えました。
小池氏は冒頭、2017年7月の国連会議で採択された核兵器禁止条約の批准国が同日未明に発効の条件となる50カ国に達したことを紹介。「被爆者の皆さんが心から待ち望んだ条約の批准国50カ国達成を共に喜びあいたい」と力を込めました。同条約に背を向ける日本政府の態度を批判。「今こそ『条約に署名・批准し、核兵器のない世界をめざす政府を』の声をあげよう」と呼びかけました。
菅義偉首相が、自著『政治家の覚悟』から議事録の重要性を語っていた部分を削除したことにふれた小池氏。「とても分かりやすい隠ぺいだ。安倍政権以上に強権的でファッショ的な危険が浮かび上がっている」と指摘し、「総選挙で菅政権を終わりにしよう。野党連合政権を実現する上で“一番よく効く薬”日本共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけると、「いいぞ」の声が上がりました。
白川氏は「四国の皆さんのくらしの声を届ける私を国会に送り出してほしい」と力説。片岡氏は「ケアに手厚い社会を作りたい」と決意を語りました。
永江参院議員、田渕紀子松山市議(無所属)からメッセージが寄せられ、永江氏はこのなかで、「野党の議員を増やすことが生活者の気持ちを政治につなぐ一番の近道。片岡さん、白川さんが永田町で活躍できるよう全力で応援する」と述べました。立憲民主党の県連幹部や議員も参加し、紹介されました。