2020年10月22日(木)
「批判の声あげねば」
映画監督 森氏、学術会議介入で懸念
野党ヒアリング
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日本学術会議の会員候補任命拒否問題に関する野党の合同ヒアリングが21日、国会内で開かれ、映画監督の森達也氏が出席しました。森氏は、是枝裕和氏ら映画人の有志22人と日本学術会議への人事介入に抗議する声明を発表しています。
森氏は、菅義偉首相の露骨な人事介入を批判し、「おかしいと思っても、声をあげないと、どんどんそれが当然になっていく」「ここで声をあげなければ、さらに(おかしなことが)加速する」と訴えました。
また、野党議員が、“首相が日本学術会議の推薦通りに会員を任命する義務はない”との見解を記した内閣府の2018年の文書の作成経過を明らかにするよう要求し、文書は誰の指示で、どのような経緯で作成されたのかとただすと、政府の担当者は「現在、確認中」としか答えませんでした。