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2020年10月20日(火)

菅内閣支持率急落

説明拒否する政治姿勢への批判の高まり

小池書記局長 会見で指摘

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=19日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は19日、国会内での記者会見で、各種メディアの世論調査で菅義偉内閣の支持率が急落したことへの受け止めを問われ、「なによりも、日本学術会議推薦の会員候補6人の任命を拒否した問題で説明を拒否し続ける菅首相の政治姿勢に対し国民の疑問と不信が広がっていることの表れだ」と強調しました。

 小池氏は、内閣支持率が「読売」調査では7ポイント、共同通信社調査でも5・9ポイント、「朝日」調査では12ポイントも前回調査より下落し、学術会議推薦会員候補の任命拒否問題での首相の説明が「不十分だ」との回答が共同通信調査で72・7%に達したとして、「6人の任命をなぜ拒否したのかを、梶田(隆章同会議)会長との会談でも一切説明しなかった」と指摘。同社の調査では、菅内閣を支持しない理由に「首相が信頼できないから」との回答が前回の16・2%から32・3%へと2倍に増えたことを示し、「政策問題だけでなく、政治姿勢―国民に対し説明せず、隠蔽(いんぺい)しているのではないかと受け取られても仕方がない政治姿勢に疑問を持つ人が増えているのだろう」と語りました。

 小池氏は、「今後もこの問題について説明を拒否する態度を取り続ける限り、(内閣支持率は)どんどん落ちていくのではないか。臨時国会では、さらにこの問題を究明していかなければいけない」と述べました。


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