2020年10月18日(日)
なくすな大阪市
親しんだ街守ろう
大型ビジョン使い 辰巳前参院議員宣伝
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大阪市北区・梅田の中心に17日、突如、大型ビジョンカーが現れました。大阪市廃止の是非を問う住民投票(11月1日投票)で「反対」を呼びかける大阪市をよくする会の宣伝です。市内各地を駆け巡り、市民キャンペーンの「残そう、大阪」や住民投票情報サイト「大阪どーなる」の動画を上映。梅田では、日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員が大型ビジョンを使い、「みんなで築き上げてきた市民の街、大阪市を守ろう」と訴えました。
夫と聞いていた50代の女性は「ものすごく説明がわかりやすい。絶対、『反対』と書きます」。20代の女性も「大阪市をなくさないでほしい」と話しました。
南森町駅前では、大型ビジョンカーのすぐ近くで「残そう、大阪」が宣伝。東成区の三浦秀章さん(45)はケアマネジャー。「ただでさえ介護保険は手続きが煩雑なのに、これが一部事務組合でどうなるか、考えるだけで恐ろしい。保険料も大阪市はものすごく高い。これ以上財政が苦しくなると、さらに上がるのでは」と危機感を語りました。
生野区に住む男性(76)は「慣れ親しんできた大阪市をいきなりなくす。しかも二度と戻されへん。5年前に否決されたのに何でまたやるんや。絶対止めなあかん」と力を込めました。