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2020年10月17日(土)

福島第1汚染水海洋放出

いわき市は反対示せ

共産党地区委が申し入れ

 東京電力福島第1原発の放射性汚染水を海洋放出する方針を政府が固めたとされる問題で、日本共産党いわき・双葉地区委員会(熊谷智委員長)は16日、いわき市の清水敏男市長宛てに申し入れ、市として断固反対の姿勢を明確にするよう求めました。

 宮川えみ子県議、菅野宗長、高橋明子両市議が同行しました。

 市に対し、海洋放出が軸の汚染水処分方針の早期決定に反対する緊急の申し入れを国に行うよう求めました。

 熊谷氏らは、タンクに保管されている汚染水の7割以上に基準値超えの多数の放射性核種が含まれ、海洋放出が環境に重大な影響をもたらすと指摘。全国漁業協同組合連合会が「絶対反対」と声を上げ、市も反対を明示することが「これ以上の風評被害の拡大を防ぎ、震災後、歯を食いしばって福島といわきの食の安全・安心を守ってきた漁業者や農業者、生産者の努力に報いる姿勢」だと強調しました。


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