2020年10月16日(金)
学問の自由破壊する党に改憲を語る資格なし
志位氏が自民批判
志位委員長は15日の記者会見で、自民党の憲法改正推進本部の改憲原案起草委員会(13日)が自衛隊明記や緊急事態条項の創設を盛り込んだ条文案の年内策定を確認したことについて問われ、菅義偉自公政権が日本学術会議会員人事に介入し、学問の自由を破壊する憲法違反を現に行っていることを示し、改憲原案の策定など「まったくもって論外だ」「その自民党に、憲法を変えるなどということを語る資格はそもそもない」と批判しました。
志位氏は「いま自民党に求めたいのは、“憲法を守りなさい、憲法23条を守りなさい、学問の自由を守りなさい、不当な介入をやめなさい”ということだ」と指摘。「私たちはもともと9条改憲をはじめ憲法改定には断固反対する立場だが、いまの菅政権、菅自民党にはおよそ憲法の改定を言いだす資格はそもそもない。いまやるべきは憲法を変えることではなく守ることだということを強く言いたい」と重ねて表明しました。