2020年10月14日(水)
「杉田議員辞職を」署名13万超
自民が受け取り拒否
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性暴力をなくそうと訴える「フラワーデモ」は13日、「女性はいくらでもウソをつける」と被害者を侮辱した自民党の杉田水脈衆院議員の辞職などを求める13万6400人の署名を集め、東京・永田町の自民党本部に持参しました。党側はビル管理の担当者が応対し、「アポイントがない」といって門の中にも入れず、受け取りを拒否。参加者らは「多くの声が集まった署名を、政権与党が拒否するのはなぜか」と抗議しました。
参加者は菅義偉総裁と二階俊博幹事長に対し「口頭注意だけにとどまらない措置、人権侵害発言を繰り返す人物を候補者にしない措置」などを求める要望書を手渡しました。
その後、本部前でスタンディングデモを行い、花やプラカードを手に「被害者を踏みつける発言を見過ごすことはできない」と訴え。呼びかけ人の作家・北原みのりさんは「差別発言を繰り返す人を、選挙で公認候補として出す政党はどうなんだと訴えていく」と述べました。寄せられた署名は郵送など何らかの方法で届けるとしています。