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2020年10月13日(火)

大阪市を愛する人は党派超えノーの審判を

小池書記局長が表明

 日本共産党の小池晃書記局長は12日の記者会見で、同日告示された「大阪都」構想に関する住民投票(11月1日投票)について問われ、「『大阪都』をつくるかどうかの投票ではなく、大阪市を廃止するかどうかの投票だ。大阪市を愛するすべてのみなさんに党派を超えて大阪市を守れと呼びかけていきたい」と表明しました。

 小池氏は、今回の住民投票は「大阪の自治、大阪市民の暮らしを守ると同時に、菅政権の最悪の補完勢力である日本維新の会に痛打を与えるたたかいだ」と強調。同日発表された地元メディアの調査で「都」構想反対(42・3%)が賛成(45・4%)と拮抗(きっこう)するところまで追いつめてきたと述べ、「住民投票が大阪市を廃止するものだということ、いったん廃止すると元に戻せないということを多くのみなさんが知るところになってきた」と指摘しました。

 さらに、コロナ禍で住民投票を今やっていいのかという批判や、客観的な立場が求められる行政と一体になって市民を「賛成」に誘導するなりふり構わぬ物量作戦で宣伝をしている維新にも怒りが広がっていると述べ、「党派を超えて、たとえどの党を支持していても、大阪市を守りたいという思いを持つすべての人に呼び掛け、力を合わせて、再び大阪市廃止=都構想はノーだという審判を下すために頑張りたい」と表明しました。


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