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2020年10月9日(金)

学術会議問題 塩川氏への答弁訂正

内閣法制局「資料読み間違え」

加藤氏会見でも

 内閣法制局の木村陽一第1部長は8日の参院内閣委員会で、菅義偉首相が日本学術会議の会員任命を拒否した問題で、日本共産党の塩川鉄也衆院議員の7日の質問に「推薦に基づき全員を任命する」と記された内部資料があるとした7日の自身の答弁を訂正しました。木村氏は「『全員』と申し上げたのは、『会員』を読み間違えたものだ」と説明。「軽率なミスで大変な迷惑をおかけした。深くおわびする」と陳謝しました。一方で、内閣府は、内部資料を国会に提出していません。

 加藤勝信官房長官は7日の記者会見で内閣法制局の答弁について、「具体的に何を指しているかということまでは詳しく承知していないが、法制局の答弁の際、『全員』と申し上げたのは、その資料では『会員』となっていた。それを読み間違えたんだという説明を聞いている」と述べていました。


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