2020年9月26日(土)
新基地推進に負けるな
沖縄県革新懇など学習会
赤嶺氏ら講師に
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沖縄県革新懇と日本共産党県後援会は23日、防衛省沖縄防衛局が県に提出した同県名護市辺野古の米軍新基地建設の設計変更申請書の問題点や、申請書に対する意見書の書き方などについて、那覇市内で同党の赤嶺政賢衆院議員らを講師に学習会を開きました。
赤嶺氏は、▽軟弱地盤の改良工事を行うための作業船が不足するなど技術的に建設が不可能なこと▽県民の気持ちを踏みにじり、沖縄戦最後の激戦地だった県南部の糸満市や八重瀬町から埋め立て土砂の大量採取を想定していること―などの問題点を説明しました。
赤嶺氏は「今のたたかいがヤマ場だ」と強調。安倍前政権の官房長官として、強権的に新基地建設推進を図ってきた菅義偉首相の新政権に「負けてはいけない。頑張ろう」と呼びかけました。
玉城デニー知事宛てで28日までに提出できる同意見書の書き方を解説した仲山忠克弁護士は、新基地反対のデニー知事を「孤立させてはいけない。多くの人が反対を支持していることを示すのが意見書だ」と訴えました。
学習会に参加した女性(68)は、莫大(ばくだい)な費用のかかる新基地建設について「税金の無駄遣いは許せない」と述べました。