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2020年9月11日(金)

客足減 直接支援を

“GoTo”置き去り困る

群馬 梅村氏に観光協会

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(写真)小野氏(右)と懇談する梅村氏=10日、みなかみ町

 日本共産党の梅村さえこ衆院北関東ブロック比例予定候補は10日、群馬県の、みなかみ町観光協会を訪れ、小野和明事務局長と新型コロナウイルス感染症の影響などについて懇談しました。

 みなかみ町の観光業の客足は、4月、5月が9割減。6月、7月は群馬県の独自支援策「泊まって!応援キャンペーン」(ひとり1泊5000円給付、7月末終了)がありましたが、例年の3割から4割減といいます。

 政府の「Go To トラベル」キャンペーンについて小野氏は「手続きが難しく、規模の小さい旅館などを中心に4割が未登録。給付予定額を超えると宿泊施設の持ち出しになるのも問題」といいます。

 梅村氏が、困っている観光地や事業者への直接支援を党が主張していると述べると、小野氏は「宿泊費などの『割り引き』キャンペーンは一時的。予算をもらい、看板や道路、街並み整備など、お客にも喜んでもらえる施策を自分たちでやりたい」と話しました。

 10月1日から始まる「Go To トラベル」の地域共通クーポン券は、飲食店に限って「Go To イート」に登録しないと利用できません。小野氏は「群馬県の登録窓口が現在未定。飲食店が置いてきぼりは困る」と訴え。梅村氏は「県に働きかける」と応じました。


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