2020年8月3日(月)
大学生「食材うれしい」
京都市北区 住民ら支援 相談会も
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新型コロナ禍で困窮する学生に食材を配布し支援しようと、京都市北区の地域住民や立命館大学の学生有志らが1日、立命大・衣笠キャンパス(同区)の近くで「衣笠・金閣食材提供プロジェクト」を行いました。
日本共産党の浜田良之府議が学生・青年労働者向けの相談会を開きました。
食材は住民から寄付を募り、お米や缶詰、レトルト食品など70人分を用意。事前に学生マンションなどにビラを配りました。
炎天下、ビラを見た学生ら26人が訪れ「アルバイトができなくなり困っていた」「助かります」などと述べ、次々に食材を受け取っていました。
福岡県出身の立命大4回生(21)は「生活費はすべてアルバイトで払っている。4、5月はバイトが減り休業手当も出なかった。国の『学生支援緊急給付金』も頼りにしていたのに1回目の申請が通らなかった。もっと給付金を増やしてほしい」と語りました。
立命大1回生の学生(19)は「学費と生活費をアルバイト三つと奨学金でまかなっている。1人暮らしなので食材は本当にうれしい。オンライン授業はモチベーションが上がらず精神的にしんどい。せっかく入学したのにフリーターのようです」と話していました。