2020年7月30日(木)
東京23区 29道府県の検査体制
市民連合有志が一覧作成
東京の市民連合のメンバーら有志はこのほど、東京23区と北海道から山口県までの29道府県のPCR検査体制の現状をまとめた一覧表をウェブ上で公開しました。各自治体のホームページや報道発表などを基に作成。東京23区は17日時点、各道府県は23日時点のものです。今後、随時更新し、対象地域を広げていくといいます。
東京23区については、PCR検査の条件などを調査しました。
各道府県については、独自の取り組みも紹介。鳥取では分娩(ぶんべん)のために病院や助産所などに入る妊婦や、基幹病院での感染リスクが高い手術を伴う入院患者を対象にPCR検査を実施するとしています。
メンバーの鈴木国夫さんは「検査拡充へと何とか国を動かしたい。市民と自治体が“下から”国を動かすために、全国の自治体の情報を共有することが必要だと思った」と、一覧表作成の目的を語りました。また、日本共産党が28日に政府にPCR等検査の大規模拡充を要請し、検査拡充や感染状況の情報公開を求める草の根の運動を呼びかけたことについて、「重要なことであり、ともにがんばりたい」と述べました。
検査体制の一覧表 https://bit.ly/2WH54gP