2020年7月12日(日)
寄り添い声上げ
性暴力ない社会へフラワーデモ
|
性暴力のない社会を求めるフラワーデモが11日、全国各地で行われました。東京駅前では、花やプラカードを手に集まった人たちが性被害当事者らのスピーチを聞きながら、「性暴力をなくすために声をあげ続けよう」とアピールしました。
少なくとも全国25カ所で呼びかけがあり、東京駅前でのデモは4カ月ぶりです。
呼びかけ人のひとりで編集者の松尾亜希子さんは、これまでのデモを振り返りながら「社会が性被害者の訴えを聞く力が問われたと思います」と指摘。被害者に寄り添う「With You」を掲げながら、行動を広げていこうと語りました。
性暴力被害の当事者団体「Spring」(スプリング)代表理事の山本潤さんは、法務省の刑法改正にかかわる検討会のメンバーに入ることができたと報告。「同意のない性交は犯罪とする規定をつくりたい。誰もが安心して暮らせる社会を実現するために、一緒に行動していきましょう」と呼びかけました。