2020年7月7日(火)
オスプレイ配備・飛行許さない 岩国・木更津
それぞれの市民 抗議の連帯
“声上げ続ける”
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米軍岩国基地(山口県岩国市)に2機が陸揚げされ、陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に「暫定配備」される自衛隊のV22オスプレイの1機目が木更津へ飛行するとされた6日、岩国基地の滑走路北側で市民が抗議行動を行いました。
岩国基地の機能強化に反対する住民団体の代表ら3氏が「陸自オスプレイの国内飛行を認めない有志」として緊急に呼びかけ、強風雨の中、10人が参加。リレートークや基地の監視を1時間ほど続けた後、基地に向かって「欠陥機オスプレイの飛行は認められないぞ」「飛行は中止せよ」とコールしました。
「愛宕山(あたごやま)を守る会」の岡村寛代表は「反対すべきものは反対だと絶えず声を上げねば、現状を追認したとされかねない」と強調。「住民投票を力にする会」の松田一志代表(日本共産党衆院山口2区予定候補)は、残り15機の岩国陸揚げにも断固反対だと述べ、「配備に反対する木更津や佐賀の住民と連帯してたたかおう」と訴えました。
近隣都県からも
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千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地への陸自V22オスプレイ配備に対する抗議行動が6日、同駐屯地前で行われました。米軍岩国基地(山口県)に陸揚げされた2機の配備の動きを受けたもの。
抗議行動には県内関係各市の日本共産党議員ら、東京、神奈川、埼玉などから市民や団体150人が参加し、連帯のあいさつをしました。
日本共産党の、はたの君枝衆院議員、さいとう和子衆院南関東比例・7区予定候補、寺尾さとし2区予定候補、浅野ふみ子5区予定候補、鈴木秀子木更津市議も参加。はたの氏は「今日だめなら明日、でなく、このまま来るなと声を上げよう」と呼びかけました。
「オスプレイ来るないらない住民の会」の吉田勇悟会長は「オスプレイは平和のためにならない。軍拡で平和は来ない。運動を続けよう」と述べ、参加者全員で「日本の空にオスプレイはいらない」とコールしました。
鈴木氏は「基地周辺の住民から不安の声が上がっている。いつ落ちるかわからないオスプレイを日本に飛ばさせない運動を強めていく」と話しました。