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2020年7月7日(火)

大部分が床上浸水

熊本・芦北町新町地区 手厚い被災者支援必須

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(写真)被災者(左)と床上浸水の水位を確認する坂本町議=6日、熊本県芦北町

 再び激しい雨に見舞われた熊本県芦北町。日本共産党の坂本登町議は6日、同町の高齢者を訪ね、被害の状況と要望を聞きました。

 同町では、佐敷川が4日に氾濫し、新町地区の住民のほとんどが床上浸水の被害を受けました。独り暮らしの男性(80)は4日午前1時ごろ、記録的な大雨で目を覚まし、午後2時まで2階に避難。流木やテーブル、ホイール付きのタイヤなどが流れてきました。男性は弟やその息子の力を借りて畳や家財道具を搬出。しかし、今も床下に泥水がたまっています。

 坂本町議は5日に竹﨑一成町長宛てに被災世帯ボランティアの要請をはじめ11項目を要望したことなどを紹介。「6日から町のボランティアセンターが開設しました。住めない家は全壊扱いにするなど、国に予算をつけさせるよう国会議員と連携して頑張りたい」と話しました。

 自宅が床上浸水の被害を受けた坂本町議は「単車も水没して動かないので歯がゆいが、お年寄りなど1人でも多くの人の声を聞いて、スピードを持って水害復旧に当たりたい」と被災者支援に懸命です。


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