2020年7月7日(火)
都議補選 共闘効果示された
小池書記局長が会見
日本共産党の小池晃書記局長は6日、国会内での記者会見で、東京都知事選とともに都議補選について「市民と野党の共闘の効果がはっきり出た」と述べました。
都知事選と同時に行われた四つの都議補選では、北区と大田区は立憲民主党、日野市と北多摩3区は日本共産党の公認候補を、いずれも市民と野党の共同候補として一本化してたたかいました。いずれの選挙区も及びませんでしたが、小池氏は選挙戦を振り返って、「私も、都議補選の告示日に北区、大田区で立民候補を応援し、最終日には日野市に入ったが、菅直人元総理、大河原まさこ衆院議員が夜8時まで応援してくださった」と述べました。
その結果、日野市の党公認の清水とし子候補も、北多摩3区の田中とも子候補も、党史上最高の得票となりました。特に自民党候補との一騎打ちになった日野市での得票(3万5034票)は、昨年の参院比例での共産、立民、社民の得票合計票(2万8267票)を大きく上回りました。
小池氏は「日本共産党の候補者が野党統一候補になり、全体で協力してたたかえば、自民党と十分互角にたたかえることが示された結果だ。衆院小選挙区でこうした取り組みが広がれば、安倍自公政権と補完勢力を少数に追い込むことができるという、確かな手ごたえを感じる選挙になった」と語りました。