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2020年7月4日(土)

PCR検査抜本的拡大今こそ 無策の小池知事に任せられぬ

共産党都議団 和泉幹事長が談話

 東京都で2日、107人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受けて、日本共産党都議団の和泉なおみ幹事長は同日、「感染拡大防止のため、今こそPCR検査の抜本的拡大が必要―無策の小池百合子知事に新型コロナ対策は任せられない」と題した談話を発表しました。要旨を紹介します。


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 都のアドバイザーを務める専門家は、いまの状況が続くと、接触歴不明の新規陽性者が約6倍(1日当たり160人)になると指摘しています。

 小池知事は緊急会見を行いましたが、「感染拡大要警戒」というキャッチフレーズを掲げ、「夜の街に行く場合は注意を」「具合が悪くなったら会社を休んで」というなど、都民と事業者に自衛をもとめただけで、都としての具体策は何ら示しませんでした。

 PCR検査についても、小池知事は都として何をやるのかを示さず、「検査を受けてほしい」と、都民と事業者の自己責任であるかのような発言でした。都も国もPCR検査を「濃厚接触者」などに絞っており、都の実施数は1日平均約1500件にとどまっています。都が検査の対象を思い切って広げることが必要です。

 PCR検査の抜本的拡大と、保健所、都立病院・公社病院の拡充などにより、経済・社会生活と感染拡大防止を両立させる都政への転換を、今こそ進めようではありませんか。都議団は市民と野党の共闘の力でその実現に全力を尽くします。


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