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2020年7月1日(水)

“イージス同様中止を”

辺野古新基地 議員ら防衛局要請

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(写真)沖縄防衛局の田中局長(手前右)に要請文を手渡す高里共同代表(手前左)=30日、沖縄県嘉手納町

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」と同県選出の国政野党国会議員でつくる「うりずんの会」は30日、沖縄防衛局(同県嘉手納町)を訪れ、配備計画停止となった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」と同様に、民意を尊重して同新基地建設を中止するよう要請しました。

 オール沖縄会議の高里鈴代共同代表は、秋田県と山口県へのイージス・アショア配備計画が費用と時間がかかり「合理的でない」として停止されたことを指摘。建設費用や完成・提供までの期間が膨らむ新基地建設についても「自然や民主主義を破壊することが『合理的』なのか」と迫りました。

 同防衛局の田中利則局長は、新基地建設が米軍普天間基地(同県宜野湾市)の「危険性除去の唯一の解決策」などと、従来の主張を繰り返しました。

 オール沖縄会議の福元勇司・事務局長は「詭弁(きべん)でしかない。(普天間基地が)危険であれば即閉鎖を」と反論しました。

 うりずんの会から、国民民主党の屋良朝博衆院議員、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一、高良鉄美の両議員が参加しました。


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