2020年6月30日(火)
終盤 論戦で大攻勢を
都知事選 小池書記局長が会見
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日本共産党の小池晃書記局長は29日、国会内で記者会見し、終盤の都知事選について問われ、「大きな手ごたえを感じながらたたかっている。宇都宮けんじ候補の陣営は論戦でも、取り組みでも攻勢をかけている」と述べました。
そのうえで、小池氏は「共闘の力が大きく発揮された選挙になってきている」と強調しました。小池氏は28日には銀座で、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、社民党の福島瑞穂党首の3党首に、野田佳彦・前首相も加わって街頭演説が行われ、都内各地でも野党の議員・幹部が並んで訴えていることを指摘。文化人・知識人も幅広く応援に駆け付け、5野党・会派の国対委員長が共同世話人になって「宇都宮勝手連」を立ち上げ、東京に25ある衆院小選挙区すべてに市民と野党の宇都宮選対ができて選挙をたたかっていると紹介しました。
また、世論調査の結果について、小池氏は「(小池百合子知事への支持は)固い支持ではないと思っている」と指摘。小池知事が論戦を回避し、地上波のテレビ討論会も行われないなか、「有権者との対話で小池都政の問題点を示し、宇都宮候補の政策を語ると、どんどん宇都宮支持へ変わっていく」と述べ、「これからの終盤の取り組みで追い上げ、追い越していく大攻勢をかけていきたい」と強調しました。