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2020年6月28日(日)

都知事選 聴衆の輪

宇都宮さん 期待ひしひし

弱者の味方 感動

 東京都知事選で宇都宮けんじ候補を応援し、都民の暮らしを守る都政に変えよう―。27日、街頭演説では、宇都宮さんの訴えに共感が広がりました。中には、自ら活動に踏み出す人も出てきています。(井上拓大、小梶花恵)

「手伝いたい」ビラ配る 調布

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(写真)宇都宮けんじ都知事候補を押し上げようと宣伝に駆け付けた人たち=27日、東京都調布市

 京王線調布駅前広場。老若男女が集まり、宇都宮さんに手を振りました。

 たまたま通りがかったという児童養護施設の職員(23)=渋谷区=は、ボーナスから1万円をカンパしました。「マイノリティー(少数者)に優しい政治はみんなに優しい」という宇都宮さんの姿勢に共感。「そんな人が都知事になって、みんなが暮らしやすい政治をしてほしい」と期待を込めます。

 調布市の女性(75)は「少しでも手伝いたい」とビラの束をもらって自ら配ります。「話を聞いて、筋金入りの弱者の味方だとわかって感動した。都民の立場から変えるという姿勢を貫いてほしい」

 高校生の長女を持つ三鷹市の女性(48)は「娘の学校は40人学級でぎゅうぎゅう詰めだった。将来を担う子どもたちにはゆとりを持って教育を受けてほしいので、20人学級を実現してほしい」。夫(48)は「保健所が少なすぎるので、充実させてほしい」と話しました。

 テニスラケットを手に、演説に足を止めた調布市の女性(48)。まだ投票する人を決めていないものの、「宇都宮さんには好感を持っています。高齢の両親や障害者が安心して暮らせるようにしてほしい」。

コロナ禍「学生支えて」 日野

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(写真)宇都宮けんじ都知事候補らの演説を聞く人たち=27日、東京都日野市

 同線高幡不動駅前(日野市)の演説の知らせを聞いて来た大学院生の女性(22)=八王子市=は「新型コロナウイルス感染拡大の影響や、それに伴う自粛要請で、多くの人が仕事を失ってまともな生活ができなくなっている。人々の生活を守り、一人ひとりが大切にされる都政にしてほしい。宇都宮さんしかいない」と語りました。

 神奈川県から東京の大学に通っている女子大学生(20)は「宇都宮さんには、特に学生支援に力を入れてほしい。学費の問題ももちろんですが、家賃補助も力を入れてほしいです。新型コロナの影響でバイトがなくなって苦しんでいる学生がたくさんいます。宇都宮さんは、これまでも学生の抱える問題に取り組んできたので、ぜひとも知事になってほしい」。

 新日本婦人の会で活動する女性(42)は、都知事選、都議補選の応援活動をしています。「まだまだ市民と野党の共闘の選挙だということが、広まっていない。街頭演説の動画を撮影してSNSにアップしてたくさんの人に知らせている。投票日までにもっと広めたい」と意気込みました。


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