2020年6月19日(金)
ODA 女性参画が鍵
岩渕氏に政府「支援の柱に」
|
日本共産党の岩渕友議員は1日の参院政府開発援助等に関する特別委員会で、今年1月に参院でアルゼンチン、ペルーを調査したことを踏まえ、意見表明と質問を行いました。
岩渕氏は、アルゼンチンで訪れた大気観測所のプロジェクトを紹介しながら、環境保全の重要性にふれ、日本ではインフラシステム輸出戦略の下で石炭火力発電へ公的支援を行っていることを指摘。気候変動対策に寄与するためにも再生可能エネルギーへの支援の重要性を強調しました。
また、昨年12月に同国で新政権が発足、女性・ジェンダー・多様性省が新設されジェンダー平等を重視していることを紹介。ODAにおけるジェンダー平等の重要性について質問しました。
鈴木馨祐・外務副大臣は、経済発展に際して女性参画が鍵を握っているとし、「具体的な支援として大きな柱のひとつとして(積極的に)進めていきたい」と答えました。