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2020年6月16日(火)

宇都宮さんと貧困解決

東京地評青年協 都知事選へ集い

 東京地評青年部協議会(千保法之議長)は14日、東京都豊島区で、宇都宮けんじ都知事予定候補と「語るつどい」を開き、都政への要請書を手渡しました。


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(写真)宇都宮都知事予定候補(中央)に要請書を手渡す千保議長(左端)=14日、東京都豊島区

 宇都宮氏は都政の緊急課題と重点政策を紹介。自身が見てきた韓国の首都ソウルの実践を語り、青年労働者の貧困解決には社会保障と労働政策の転換が必要だと述べました。

 参加者からは「公務でも非正規労働者が多い。民間も公務も正規を増やすことが必要だ」(公務職場の非常勤職員)、「賃金が上がらない。都で公契約条例の制定を」(とび職)、「40人学級では1メートルの距離はとれない。今こそ少人数学級が必要。詰め込み授業を止め、全教職員へのPCR検査や感染防止対策への人と物の手当をしてほしい」(教員)、「正規労働者でも手取りが月20万円に届かず、無貯蓄。家賃が高い都内に住めず、他県の実家から長時間かけて通い、生活費も入れている。家賃補助や都営住宅をつくってほしい」(印刷会社の労働者)と発言。

 コロナ禍で2カ月間に年間件数の2倍の相談が寄せられたという首都圏青年ユニオンの代表は「広がり過ぎた格差と貧困を問い直すことが都知事選の焦点。この問題の解決に先陣を切ってきた宇都宮さんがさまざまな野党に支援されて立候補することに喜びしかない。都知事選は私たちのたたかいだ」と語りました。

 宇都宮氏は、出された要求への考えを語り「働く人が人間らしい生活ができる東京都にするため一緒に頑張ろう」と呼びかけました。


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