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2020年6月16日(火)

少人数学級を子どもにプレゼント

国民運動広げ実現しよう

新婦人と志位委員長懇談

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(写真)懇談する新日本婦人の会の人たち(左側)と(右手前から)畑野、志位、吉良の各氏=15日、衆院第2議員会館

 日本共産党の志位和夫委員長は15日、国会内で新日本婦人の会の米山淳子会長はじめ会員らと懇談し、幼児や小中高校生の子を持つ母親らから一斉休校や学校再開をめぐる切実な訴えを聞きました。畑野君枝衆院議員と吉良よし子参院議員が参加しました。

 米山会長は、同会がSNSで行った学校再開に関する緊急アンケートに1124人(15日現在)が応じ「私の声を聞いてほしいとの思いであふれている」と述べ、同日に文科省要請を行ったと語りました。

 参加者からは、学校再開で「外に出るなと散々言っておきながら、1クラスに38人も詰め込むのは矛盾」「35人学級で、机と机の間はおとな1人が通れないほど狭い」などの実情とともに、少人数学級について「子どもの心のケアに時間をあてることができる」「子どものストレス軽減や心の余裕につながる」などと実現を求める声が相次ぎました。

 志位氏は、教員10万人増などを求めた「学校再開にあたっての日本共産党の緊急提言」(2日発表)を紹介し、新型コロナ下で「子ども一人ひとりを大切にする手厚い教育」「子どもの実態から出発する柔軟な教育」とともに、学校の感染症対策のためにも「少人数学級に踏み出すことが本当に急務になっています」と強調。志位氏が10日の予算委員会で少人数学級の加速を迫ると安倍晋三首相が「検討する」と答弁したことを紹介し、「子どもの問題は全国民の問題です。子ども一人ひとりの成長に責任を持つのはおとなの役目です。コロナで苦しんできた子どもに、私たちおとなが少人数学級をプレゼントしましょう。ぜひ国民運動として広げましょう」と呼びかけました。


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