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2020年6月14日(日)

大幅な教員増必要

神奈川 畑野議員ら教育長と懇談

 日本共産党の畑野君枝衆院議員は12日、神奈川県教育委員会の桐谷次郎教育長に学校再開にあたっての「緊急提言」を手渡し、懇談しました。君嶋ちか子、大山奈々子、上野たつや、石田和子の4県議と浅賀由香党県委員会副委員長(新型コロナウイルス対策本部長)が出席しました。

 桐谷氏は、新型コロナウイルスの感染拡大防止が必要だが、国は大学受験を予定通り行うとしているため学習の保障も必要となり、対応が難しいと説明。「新型コロナで先が見えないなかでも先を見通した対応が求められる」と訴えました。

 畑野氏らは感染予防や手厚い教育のためにも10万人の教員増で20人程度の授業ができるよう求めていると強調。教室の不足分は公共施設の利用やプレハブ建設で対応する提案を紹介しました。

 畑野氏が「小中の教員3100人の加配(2次補正)では少なく、雇用の継続が無いと、なり手がいない。さらなる増員と来年度以降の定数改善など雇用の保障が必要です」と強調すると、桐谷氏は「教員の確保は大きな問題であり、懸念材料です」と返答。畑野氏は「国をあげての取り組みが必要です。引き続き求めていきたい」と表明しました。


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