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2020年6月6日(土)

学校再開 共産党提言届け懇談

課題手探り 参考に 教育長

仙台市議団

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(写真)佐々木教育長(右)に提言を手渡す嵯峨団長(その左)ら党市議団=5日、仙台市

 日本共産党仙台市議団(6人)は5日、党が発表した「学校再開にあたっての緊急提言」を佐々木洋市教育長に届け、懇談しました。

 嵯峨サダ子市議団長は「ようやく学校が再開し、子どもたちの笑顔が見られてほっとしていますが、さまざまな懸念事項もあり、党が緊急提言を出したので、ぜひ参考にしてほしい」と提言を手渡しました。

 嵯峨団長は、一人ひとりを大切にする手厚い教育と、柔軟な教育が求められていることを強調。夏休みの短縮や7時間授業などの詰め込みではなく、学年での核となる学習事項を見定めて深く教える「学習内容の精選」が重要なことを指摘。感染症対策としても教員10万人増員などで20人学級をめざし、現場の創意工夫と自主性を保障する学習指導要領の弾力化を図ることが大切だと説明しました。

 佐々木教育長は、心配していたが滞りなく学校がスタートし、ほっとしていると述べ、「さまざまな課題は手探りでやるしかなく、提言をいただき参考にしたい」と答えました。


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