2020年6月5日(金)
沖縄県議選、学生が支持
若者向け公約 共感呼ぶ
通学バス無料化・奨学金拡充…
大激戦の沖縄県議選(7日投票)で、日本共産党が掲げる若者向けの公約が共感を呼んでいます。沖縄市区(定数5)では、日本共産党の新人、しまぶく恵祐候補(33)を押し上げようとメンバーが高校生・学生・青年と連日対話。「中学生・高校生のバス通学費の無料化促進」「給付型奨学金制度の拡充」など、同候補の公約を紹介しています。
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沖縄市の球陽高校前バス停には、3日夕、中高生40~50人の長蛇の列ができていました。高校3年生の女子(18)は「通学・通塾は小遣いをためて出しています」とバス代無料に共感。しまぶく候補の公約について、「全部いいと思います」と述べました。
4日昼の沖縄市・ゴヤ十字路。予備校に通う女性(18)は、メンバーの話をうなずきながら熱心に聞いていました。「本当は県外私立の国際協力・交流が盛んな大学に行きたい。でも学費と、留学が必須なのでお金が倍かかる」と打ち明けます。高校時代、月1万円の通学バス代を両親が出していたとも。「受験勉強をしながら寝る間も惜しんでずっとバイトをしている知り合いが何人もいます」と述べ、「頑張ってほしい」と語りました。
30歳近くという女性は当初、「選挙に行かない」と述べていました。しかし公約を紹介すると「奨学金で若い人を応援したい。私が若い頃、お金がなくて夢をかなえられなかった」と話し、「よろしくお願いします」とメンバーに握手を求めてきました。