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2020年5月26日(火)

汚染水濃度今以上も

高橋氏 福島第1廃炉ただす

 日本共産党の高橋千鶴子議員は21日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東電福島第1原発の汚染水や廃炉について質問しました。

 汚染水の処分方法について、政府の小委員会で提言された「大気放出」と「海洋放出」の2案を受け、東京電力は具体的手順や影響を示した検討素案を公表しています。高橋氏は、海洋放出の場合、国のトリチウム告示濃度限度である1リットルあたり6万ベクレルに対して、地下水バイパスなど現在運用している1500ベクレルを基準に放出と報道されていることに触れ、「1500ベクレルは決まっていないのではないか」と質問。東京電力の小早川智明社長は「現時点で決まっているものではない」と答弁し、今以上の濃度で放出される可能性を否定しませんでした。


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