2020年5月24日(日)
学童保育 補償適切に
内閣府・厚労省が通達
本村議員が要求
内閣府の子ども・子育て本部と厚生労働省子ども家庭局子育て支援課は20日、事務連絡と「FAQ」(よくある質問)を各自治体宛てに発出しました。「FAQ」では、新型コロナウイルス感染症の影響で放課後児童クラブ(学童保育)の職員が自宅待機した際の休業補償について、「事業所の収入を保障している」として適切に対応するよう求めています。
発出されたのは「地域子ども・子育て支援事業にかかる新型コロナウイルス感染症対策関係FAQ」。この中で、「新型コロナウイルス感染症対策のため、放課後児童クラブが臨時休業等をすることになった場合、自宅待機となった職員の給与について、どのように対応すべきか」との問いに対して、「もともと開所の予定があったものについては、通常どおり開所したものとして交付金を交付し、減額は行わないようにしており、放課後児童クラブを運営する事業所の収入を保障しています」と回答。
その上で、臨時休業などで自宅待機となった職員の人件費の支出について「これを踏まえて、適切にご対応いただくべきもの」とする見解を明記しています。
日本共産党の本村伸子衆院議員が15日の質問通告で、自宅待機した学童保育職員の休業補償を求めていました。