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2020年5月22日(金)

検察庁法改定に反対

政権の暴走許さない 宗教者ら国会前で集会

山添氏あいさつ

写真

(写真)宗教者の国会前集会であいさつする山添拓参院議員(右)=21日

 検察庁法改定反対を訴える宗派を超えた宗教者が21日、国会前で集会を開きました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で、15人の参加者が適切な距離を取りながら、のぼり、横断幕などを掲げてアピールしました。

 日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんは「黒川弘務検事長の賭けマージャンには、あきれ果てました。日本の悪を取り締まり、正義の裁きの前に立たせる検察が内閣に私物化されれば、この国の正義はどうなってしまうのか。このような政権の暴走を許してはいけない」と訴えました。

 日本カトリック正義と平和協議会専門委員の弘田しずえさんは「世界中が一つになってコロナ収束のために努力を惜しまないこと、それが優先課題です。戦争の準備をしている時ではない。いま立ち止まり、大事なものをもう一度確かめるときです」と語りました。

 日本共産党の山添拓参院議員が参加し、「検察庁法改定案を先送りせざるを得ないところまで追い込んだことは、安倍政権になってからも無かった画期的なことです。大いに自信をもち、確信にして、がんばっていきましょう」とあいさつしました。


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