2020年5月20日(水)
検察庁法改定案 定年特例の撤回まで
衆院議員会館前 市民がアピール
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検察庁法改定案の今国会成立を阻止したもとで、先送りではなく検察幹部の定年延長特例撤回などを求める緊急行動が19日、衆院第2議員会館前で取り組まれました。「憲法9条を壊すな!実行委員会」などの主催で、600人(主催者発表)が参加しました。
総がかり行動実行委員会共同代表も務める高田健さんがあいさつし、世論の力で「継続審議」にさせたが、安倍政権は成立を諦めていないと指摘。「勝負はこれからです。工夫しながら運動を続け、安倍政権による権力の私物化を阻止しよう」と呼びかけました。
日本共産党から藤野保史衆院議員が参加し、成立阻止で「民主主義の底力が発揮された」と指摘。野党は黒川弘務東京高検検事長の定年延長撤回など求めていくと述べ、「声をあげれば政治を変えられます。コロナ後に、もっと良い社会になるよう頑張りましょう」と訴えました。