しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年5月17日(日)

学生へ緊急の支援を

有志の会が沖縄県に要請

 「沖縄県内学生への緊急支援を求める学生有志の会」は県庁で15日、新型コロナウイルスの深刻な影響を受けている学生への生活費支援金の給付や学費援助などの支援策を求める要請書を、県側に提出しました。

 同会は、SNSなどを通じて困りごとや要望を募るアンケートを実施。10日までの1週間で1383件もの声が寄せられました。新型コロナの影響でアルバイト収入が「ゼロになった」が38・4%、「減った」が34・6%という窮状が明らかになりました。

 要請書は「人によっては食いつないでいく事もままならず、本来の学業を諦める寸前にいる」と強調。▽学びに係る費用の補てん▽進路の不安解消や心のケアの取り組み▽早急で持続的な支援策を国に申し入れること―なども求めています。

 県総務部の上運天先一総務統括監らが応対。上運天氏は「各機関と連携し、県としてできることを検討したい」と述べました。

 同会共同代表で、琉球大学大学院生の小林倫子さんは「憲法で保障された最低限度の生活を営む権利、学習する権利が脅かされている」と訴えました。

 日本共産党のニシメ純恵県議、無所属の山内末子県議が同行しました。


pageup