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2020年5月15日(金)

カジノ推進勢力包囲を

米大手進出断念で共産横浜市議団長

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(写真)荒木由美子団長

 日本共産党横浜市議団(9人)の荒木由美子団長は14日、カジノ大手ラスベガス・サンズ(米国)のカジノ日本進出を断念するとの発表(13日)を受け、「さらに運動を広げ、世論でもってカジノ推進勢力を包囲し、孤立化させましょう」とのコメントを発表しました。

 同社は、IR(カジノを中核とする統合型リゾート)誘致を狙う横浜市での投資を進めると表明していましたが13日、「(日本では)私たちの目標達成は困難」だとして断念を表明しました。

 荒木氏は、自民党市議団が新型コロナウイルスの感染拡大で苦しむ市内経済回復の起爆剤としてIR誘致を林文子市長に迫り、対する林市長はIRが税収増に有効だと繰り返し述べているとして「市民世論への挑戦そのものです」と批判。“本命”と目されていた同社の撤退は「市長、自民党・公明党にとって、痛手となるはず」だとして、カジノ誘致撤回の運動の継続に全力を尽くすとしています。


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