2020年5月13日(水)
改定案は撤回 今こそ憲法
総がかり実行委 スタンディング
東京・新宿
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総がかり行動実行委員会は12日、検察官の人事に内閣が介入する仕組みをつくる検察庁法改定案の撤回を求めるスタンディング行動を東京・新宿駅前で行いました。
憲法共同センターの長尾ゆりさん(全労連副議長)は、短文投稿サイト・ツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿が殺到していることにもふれ、「改定案は三権分立を破壊するものです。今必要なのは憲法を生かし、国民の命、暮らしを守る政治です」と訴えました。
総がかり行動実行委共同代表の藤本泰成さんは「国民がコロナ対策に追われているなか、検察の人事を自らの意のままにしようとする法案を通そうという火事場泥棒のようなやり方だ」と批判しました。
改憲発議反対署名に協力した東京都豊島区の男性(71)は「改定案に対する政府の説明は納得できない。検察官は特別な権限を持った公務員である以上、独立性をきちんと守るべきです」と語りました。