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2020年5月12日(火)

バイト減収 不安増大

学費減額を求める声

大学生協連が調査結果発表

 全国大学生活協同組合連合会は1日、新型コロナウイルス感染拡大による学生生活への影響に関する調査結果を発表しました。約4割がアルバイト収入減少、約6割が経済的不安を感じている実態が明らかになりました。

 アルバイト収入について「大きく減少」「減少」の回答が約42・4%。この先の経済的状況について「非常に不安」「不安」は計約65・7%となりました。

 学費は、保護者がすべて支払っているのは約78・9%、奨学金約22・7%、アルバイト収入は約5・4%でした。

 授業について、対面授業は約0・3%、WEB授業は約51・7%、行われていないが約45・5%。今後に期待することは、対面授業が約29・4%、WEB授業は約21・2%などとなりました。

 調査は4月20~30日、インターネットを通じ実施。大学生約3万5000人の回答をまとめました。

 自由記載欄では、アルバイト収入を学費に充てている学生から、「学費を支払えないかもしれないので、休学もしくは中途退学を考えている」「両親もぼく自身も収入が減ったのに支出は変わらない。学費が家計を圧迫していると思うと申し訳なくてたまらない」「1カ月も何も授業をしないのだから、学費を減額してもらいたい」との声が寄せられました。


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