2020年5月10日(日)
減便やめます
横浜市営バス 一般ダイヤ再開へ
横浜市交通局は4日、市営バスの一般路線について11日から一般ダイヤでの運行を再開すると発表しました。
市営バスは連休前の4月27日から「新型コロナウイルスのさらなる感染拡大防止のため」として、平日の運行を土曜ダイヤに変更し減便。期間は当初、「当面の間」としていました。
ダイヤ変更後、通勤や通院などで利用する人から車内の混雑が指摘され、日本共産党横浜市議団(9人)や党県委員会の対策本部にも複数の意見が寄せられていました。
30日、党市議団の岩崎ひろし議員が市交通局に確認すると、各営業所と、メール・ファクスでの問い合わせを除き、電話で毎日10件ほどの意見が寄せられていると判明。岩崎議員は、早急に一般ダイヤに戻すことが必要だと求めました。
岩崎議員は、一般運行再開について「市民の声が市政を動かした」と評価する一方、民間会社のバス路線ではまだ減便が続き、市民から困惑の声が届いていると指摘。「通勤せざるを得ない人が多くいる中での減便は、新型コロナの感染リスクを増やしかねない。今後も働きかけを強めたい」と述べました。