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2020年5月9日(土)

コロナ対策 沖縄県内学生有志 県に要請へ

窮状訴え ネットで募る

 「沖縄県内学生への緊急支援を求める学生有志の会」は、新型コロナウイルスの影響で生活や勉学などが困難になっている県内学生らへの支援を県や県議会に申し入れるため、インターネット上で10日まで、学生らの声を募るアンケートを呼びかけています。

 「オンライン授業では、家に印刷機が無く、買うこともできず、資料が印刷できない。1人暮らしでアルバイトの収入に頼ってきたが、今収入はゼロ」(大学4年生)「生活費ギリギリで学費が賄えなく不安。頑張って入学したのに諦めさせてしまうかもしれない」(大学生の保護者)など、すでに多くの声が寄せられています。

 同会はアンケートに寄せられた声を基に要望書をつくり、▽学生の生活に対する金銭的援助▽学習に関わる環境整備、オンライン授業のための通信費や機材などの費用負担▽学費の減額・免除―などを、今月中旬に申し入れる見通しです。

 共同代表の琉球大学大学院生の小林倫子さんは「就職活動や進路など学生のさまざまな将来の見通しも立たない深刻な状況です。そういった窮状を訴える声を、しっかり届けたい」と語りました。

 アンケートは、フェイスブックのページ「沖縄県内学生への緊急支援を求める学生有志の会」か、ツイッターアカウント@Ryukyugakuseiにアクセスして記入できます。ハッシュタグ「#沖縄県コロナ学生支援」を付けた要望・悩み・支援の投稿も呼びかけています。


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