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2020年5月3日(日)

旅館など支援上乗せ

宮城・大崎 温泉利用料免除へ

 宮城県大崎市は1日、新型コロナ感染対策本部会議で、営業自粛している飲食店の家賃や、旅館・ホテルの水道料金などへの支援上乗せを決定しました。

 自粛飲食店に対する家賃・地代補助は10万円(上限)とし、鳴子温泉などの旅館・ホテルに対しては5~7月検針分の上下水道料金、温泉利用料の半額を免除します。すでに決定していた県・市の30万円の協力金とは別に加算されます。

 また、旅館・ホテルの固定資産税は、ほかの中小企業と同様に、今年2~10月までの任意の3カ月間の売上高が前年の同期間と比べて30~50%未満減少の場合は半額に、50%以上減少の場合は全額免除になります。

 伊藤康志大崎市長は、「これらは第1弾であり、今後も議会などとの意見交換を通じて第2弾も考える」と表明しました。日本共産党市議団(小沢和悦団長)や飲食業界団体は、家賃だけでなく、収入が無くても支払いがある光熱費やカラオケリース料などの固定費への支援も求めています。市議会もこれらの要望書を出しており、19日からの臨時議会で議論となります。


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